Topic outline
概要
日時:2021/9/9, 9/17, 10/1, 10/8(4日間)の14時-17時
場所:zoom開催
アドレス https://us02web.zoom.us/j/88208696603?pwd=Q0p0VjV2UC91YzNHaVBDa2I3VzZkQT09
ミーティングID 882 0869 6603
パスコード メールでtutiya@ctr.kanagawa-it.ac.jp までお問い合わせください。
主催・世話人:神奈川工科大学・土谷洋平
量子群の表現論から得られる量子可積分系の古典極限をとると, ILW方程式やBO方程式などの古くから知られる非局所型の古典可積分系が得られることが, 2010年頃からいくつかの研究グループで指摘され始めています。
Macdonald作用素のハイゼンベルグ表現と離散ラプラシアン付き周期境界 Benjamin-小野方程式の対応を中心におくとする日本のグループと、ヴィラソロ代数とハイゼンベルグ代数の両方で生成される代数の最高ウェイト表現を中心におくロシアのグループが主になっていると言えるでしょう。
両者のつながりを理解するための場が、この研究集会になります。
毎回最初の2時間は大久保勇輔氏(第一薬科大学)による共形場理論の入門講義があります。その後1時間程度で、ディスカッションと関連研究の紹介・発表が行われます。
参加を希望される方は世話人(土谷洋平 tutiya@ctr.kanagawa-it.ac.jp)までメールでご連絡ください。
資料は, 研究集会が終わった後も, 引き続き充実させていく予定です。
この研究集会は、科学研究費助成事業「特異積分変換の項をもつ古典可積分方程式の代数的側面の開拓」(基盤C 19K03550)の一環として開催されています。第1回(9/9)
14:00-16:00 共形場理論の入門講義その1。各種定義, ヴィラソロ代数の最高ウェイト表現。
16:00-17:00 Ding-Iohara-Miki代数を背景とするポアソン-ホップ代数 (渡邊聡, 東北大学)第2回(9/17)
14:00-16:00 共形場理論の入門講義その2。最高ウェイト表現, Kac行列式。
16:00-17:00 PBO方程式, 余積による多成分化, 楕円拡張。 (渡邊聡, 東北大学)